試乗記 MAZDA EUNOS Cosmo
君はコスモを感じたことがあるか !?
珍しい車 を見せてもらいました。
ユーノスコスモ です!
何が珍しいって、、、この車のエンジン。20b です!今復活が噂されているロータリーエンジン です。
3ローター シーケンシャルターボ !これはやばい!! 内装は宇宙船 をイメージして作られたそうです。メーターはこの時期にして珍しいオプティトロンメーター 。無茶苦茶カッコイイです!
このエンジンはgt300 に参戦していたRX-7(FD3S)に搭載されていたエンジンと同じです。
レース用エンジン みたいなものですね。
エンジンの音がロータリーサウンド という独特な音がします。
かなり気持ちいい音です。
モーターのように上まで一気に吹け上がっていく音は気持ちいい です!気持ちよすぎてもうね(笑) 逝ってしまう !! 気になる燃費はリッター3km(笑)昔のアメ車みたいです。
ターボ効いてるときはリッター1くらい??
ほぼガソリンまいて走っているようなものですね(泣)
その代わりパワーは280馬力。当時は強力すぎてデチューンさせたほどとの事。トルクは41キロくらい。ランエボ並のパワーがあるということですね!
実際かなりのパワー感です。プライマリータービンとセカンダリータービン(1つ目のターボと2つ目のターボ)が効いた時の感覚がはっきりわかるくらいのドッカンターボ具合なので恐ろしいかもしれませんが、ターボ好きにはたまらない❤
駆動方式はしっかりFR。しかし4速オートマオンリー。パワーありすぎということでクラッチが耐えきれずMTに出来なかったそうです。
そして4本だしマフラー がカッコイイ !!
このマフラーもバルブがついてまして、低回転は2つのパイプから、中速域は3つ、高回転域で4つのパイプから排気がでます!こんな仕掛け見たことない!!
マツダ の車なのに、どこにもマツダのエンブレムがありません。ユーノス というマツダの中の1ブランドの中で売られていました。
イメージとするとトヨタでいうレクサスみたいなかんじですかね。
なのでパッと見外車とかアメ車と勘違いしそうですね(笑)
外観はかなり長い車体にボンネットもかなり長いです。なのに2ドアクーペ です。
長さ的には4ドアセダンでもいいんじゃないって思いました(笑)
ドアも古い設計なので分厚く重たいです。ガチャンて機械っぽく閉まります。#これがいい !! 90年代を代表する車であることには間違いないですね。
ホイールもmazdaspeed製という名のrays製でした。このホイールはあの787Bがル・マン24時間耐久レースを制覇した時の記念のホイールとのことです。これは貴重だ!!
それこそ私の年齢よりひとつ上の車ですので、維持するにも綺麗にしておくにもかなりの手間がかかるでしょう。
こういう車に対しては厳しいお国柄ですので手放される方が多いですよね。悲しい ものですね。
旧車と呼ばれるクルマは愛だけでは厳しいですね。というのが現状。古いクルマを大切に乗る人にも保護をすることも大切ではないかと思いました。
この技術がなくなるのは寂しいなって。
ねぇ国会議員の皆さん??
車好きからばかり搾取するのは良くないのではないでしょうか??
みんな車嫌いになっちゃいますよ??