HKS 86 ZN6 @モーターファンフェスタ
メーカーにとらわれず色々な車種に乗ってみたい27歳男子です。どうもこんにちは
いつのだって話ですが、モーターファンフェスタにおいて、あの!チューニングメーカーといえば!!HKSさんのブースにてデモカーの試乗を行なっておりました!
こ、これは乗るしかねぇ!!
予約制ということで、私はあの頭文字Dで有名になったスポーツカーの名前を冠して、水平対向エンジンを積んだ86の前期型に乗ることにしました。(ただオートマ、、、です。)
ちなみにスーパーチャージャー!!なんと過給機搭載ですよ!!
スーパーチャージャーとはなんぞや?という方多いと思いますので、プチ解説。
要は空気に圧力をかけてエンジンの中に送り込む機構のことです。ターボとスーパーチャージャーを総称して過給機といいます。
ターボとの違いですが、駆動力の源が違います。ターボは排気ガスを利用してタービンを回します。スーパーチャージャーはエンジンの駆動力を生かして稼働します。それによるメリットはエンジンさえ回れば過給出来ます。そのため大排気量に積み替えたような感じになります。
ターボは排気ガスをタービンが受けて、コンプレッサーで空気を圧縮してエンジンへ送り込みます。なので、ターボは排気ガスが出ないと動かないので、過給に時間差ができます。←これをターボラグといいます。
しかし本来そのまま出すだけの排気ガスを利用するので、エネルギー効率がいいのが特徴です。
じゃあスーパーチャージャーの方がいいじゃんてなりがちですが、スーパーチャージャーはエンジンからパワーを少し貰ってタービンを動かしています。高回転域ではタービンを動かす力が大きくなりすぎるので、パワーのロスの方が大きくなりがちです。
また、ターボの高効率化により、ターボラグがかなり少なくなってきています。重さもターボの方が軽いのです。そういったことからクルマに過給機積む場合ターボがおおいのです。←長すぎじゃボケ!!
思い切り脱線しましたすみません。
あとはサスペンションがHKSの車高長にマフラーがHKS製でした。
ブレーキはENDLESSのキャリパーとローターとパッド。盛り盛りですね(笑)
なんたってHKSの86といえばあの!超有名なレーシングドライバー谷口信輝さんがD1で使用していた車ですからね!ハンパな86は出してこないでしょ!!あの86ほどではないでしょうけどね(笑)
一応BRZもありましたが、マニュアル車なのでポテンシャルを引き出すにはオートマかなと!
ああ!そうさ!単純にいうと運転に自信がないんだーい!(泣)クラッチをしっかりミートさせてうまく加速できる気がしなかったので!
その頃はマツダスピード持ってませんでしたからね。今なら出来るか??
250馬力くらいとのこと。ノーマルが200馬力くらいと考えると結構なパワーアップです。
え?ランエボとかWRXは同じ2000ccの排気量で300馬力だよって??
元々車体は200馬力用なので、パワーアップするには、色々セッティングが必要なのですね。
さて、踏み込むと、マフラーの奏でるいい音。それにボクサーエンジンの音がプラスされます。快音てやつやね。
加速もかなり良きですね!パワー感もすごいあります!
そしてブレーキもカッチリ効いてくれます。
スラロームは86の元々のハンドリングの良さ、ボクサーエンジンの低重心、さらにスーパーチャージャーのリニアにパワーの出る特性が効いてこんなに早くスラローム抜けられるの!?危ない感じもないし、こりゃATなくせに楽しいなぁ。っていう印象でした。こりゃ峠が楽しみ!
日本屈指のチューニングメーカーのデモカーですが、86があれば同じ仕様には出来ます!
86乗りの方はHKS仕様にカスタムしてもいいのではないでしょうか!?あ、お財布とはしっかり相談してくださいね。
私は86はなんだかんだ言ってもいいクルマだなって思いますよ。
サーキットでもいいですが、やっぱり峠やワインディングの似合うクルマだと思います。
86好きな方や峠好きな方は是非自分好みにカスタムした86で峠に来たらきっと最高の時間が過ごせると思います。